名古屋BEGビジネス英会話ジム
パーソナルトレーナー兼代表のNorikoです。
ビジネスパーソンが英語を学ぶメリットと学ばないデメリット
仕事は毎日忙しい。コロナになって実はますます忙しくなっている。日々充実はしているけど、クライアントと社内の調整、営業、部下たちの指導に追われる毎日。
「ずっとこんな日が続くのか？？」
瑞穂区在住のある生徒さんがこのような日々を打破するために、英語を学び始めました。
目的はズバリ「昇進」
「忙しい毎日で、土日にも仕事がずれ込むことがあるんです。子どもはまだ2歳と0歳。可愛いし面倒みたいし一緒に遊びたい。それでも仕事に追われてしまって…」
エンジニア系の外資企業に勤める彼の会社は、とある英語の試験の点数が「昇進」の条件なんだそうです。
昇進すれば、責任は増えますが時間の余裕ができるそう。彼は昇進のために英語の勉強を始めました。
ただ、TOEICなどと違い一筋縄ではいかない試験。TOEICは英語が話せなくて点数を取ることができますが、この試験は「英語が聴けて話せないと点数が取れない」んです。
ビジネスパーソンが英語を学ぶメリットは、もちろん英語が話せることによってより大きな仕事ができるようになったり、仕事の幅が広がったりすることでしょう。
では「ビジネスパーソンが英語を学ばないデメリット」はなんでしょう？
それは、この生徒さんのように、
いつまでも現状にとどまり続けなければいけない
ことではないでしょうか？
学習カリキュラムは臨機応変に切り替える
分単位で忙しい彼と一緒に、まず毎日の勉強計画を立てました。
一日に英語に使える勉強時間は限られています。どうすれば効率的か？何を優先するのか？を考えて、カリキュラムを組みます。週に2回のレッスンで課題をチェックし、できなかったところをやり直します。忙しいながら、彼はほぼ課題をクリアしてきています。
最近彼がぶつかったのは「リスニングの壁」です。
シャドーイングを課題に組み込んでいるので、徐々に英語は聴こえてきています。しかしここで矛盾が。
聴こえてきているからこそ、聴こえない英語をより認識するようになり「聴こえない！」と壁にぶつかってしまいました。上達している証拠なんですけどね。
そこでカリキュラムを変更し、リスニングの時間を増やすことにしました。彼自身、忙しいと言いながら、少しずつ英語に使う時間を増やしてきています。
忙しいビジネスパーソンが、仕事以外のことに時間を使うことがどれだけ大変かはよく分かっています。彼は努力しているのです。
試験日は9月と11月
試験日は9月と11月の2回。
9月は予備試験。ここでどれくらい点数を取れるか？を測り、本番の11月に向けて最終準備をします（現在8月）。
実はこれを書いている今日が彼のレッスン日だったのですが、仕事がますます忙しそうで、英語の勉強がかなりの負担になっていることが見て取れました。心を鬼にするのも辛いものです…。
レッスンの最初の頃は、私が出す課題に「こんなにやるんですか？？なんて厳しい先生なんだ…泣」と泣き言（？）も入っていました。
しかし最近は率先して課題をこなし、自分が足りないところをどうやったら補えるか？を相談してくるまでになりました。
彼は分かっています。英語が話せる、聴けるようになって、試験で点数を取ることに自分と家族の幸せがかかっていることに。
11月の本番試験まであと少し。
この調子でいけばきっと昇進のための点数をクリアすることができるはずです。私も全力でバックアップします。
体調にだけは気を付けて。
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