December 13 Tuesday, 2022
Lesson 172 限定詞②:the は「ひとつに決まる」
☆Words & Phrases
**bother ~:
**for a second:
Mom, can I bother you for a second?
**guess:
**while:
**raccoon:
You’ll never guess what I saw today while running. A raccoon!
**sighting:
I heard that there have been more sightings recently.
**be hit by a car:
And the raccoon was almost hit by a car.
**luckily:
**just in time:
Luckily, the driver was able to stop just in time.
**poor:
**hurt:
That’s good news the poor raccoon wasn’t hurt.
☆ About this sentence
O: Hey, Chris. What kind of impression do you get from this construction?
C: Well, we have a strong impression is expressed first, followed by a clear explanation with nothing in the middle, the end result is a very strong impact as a statement.
☆Grammar & Vocabulary
① It‘s cold.
it は「受ける」動詞
「それ」と訳されることの多い it だが、この日本語訳では it の表現力を身につけるのは難しい。この文は「それは寒いです」ではない。
it は「受ける」動詞。前の文脈で出てきた事物はもちろん、周りの状況を漠然と受けることのできる単語。
この文で話し手は、周囲の状況を体で「受け」ながら「寒いですね」と述べている。
従来「天候・距離・時間の it」とされてきた使い方は全てこれ。状況を受けているだけの it ということ。
② Luckily, the driver was able to stop just in time.
話し手の評価
Luckilyは「幸運なことに」で、話し手の文内容に対する評価を述べている。
こうした表現は文頭が定位置。その理由は、英語には「説明ルール:説明は後ろに置く」があるため。後続の内容を「幸運な内容なのですよ」とあらかじめ指定する。なので文頭が定位置となる。
☆Key Sentence & Feel English
And the raccoon was almost hit by a car. Luckily, the driver was able to stop just in time.
限定詞 the のイメージは「一つに決まる」
the は、話し手にとっても聞き手にとっても「ああ、あのことか」と一つに決まることを意味する限定詞。
この文で the raccoon となっているのは、それまでの会話に a raccoon が登場しているため。話し手にとっても聞き手にとっても「その1匹に決まる」ため the が使われている。
さらに almost hit by a car と「車」が登場していることにも注意。次の文で the driver となっているのは、車の運転手が「一人に決まる」ため。
会話の流れの中で「一つに決まる」ことが the の最も基本的な使い方。
① I talked to a businessperson during my flight to London. The guy was so kind.
→ a ~ で会話に人・モノを登場させ、the ~ で話を展開させている。つまり「会話の流れの中で一つに決まる」
② Can you close the door?
→「その場の状況から一つに決まる」使い方。「ドア」と言えば、話し手にとっても聞き手にとっても「一つに決まる」状況で the が使われている。
③ Look at the penguins over there.
the United States of America
the Yamadas
→「the + 複数名詞」は一つに決まるようなグループ、つまり特定のグループ全体を表す。
the penguins は「ペンギン全体」
the United States of America は「複数の週からなるグループ全体」
the Yamadas のように「the + 姓-s」は、その姓を持ったグループ全体。
☆Expression in Action
①ジョンがカウンセラーを薦めてくれました。その女性はとても助けになりました。
②大きな犬が私を追いかけ始めました。幸運なことに、その飼い主はギリギリそれを制止しました。
**chase:
**just in time:
③食べる前に電子レンジでラザニアを温めてね。
**lasagna:
**microwave:
December 13 Tuesday, 2022
Lesson 172 限定詞②:the は「ひとつに決まる」
(日本語訳・解説付き)
☆Words & Phrases
**bother ~: ~に面倒をかける、~の邪魔をする
**for a second: 少しの間、一瞬
Mom, can I bother you for a second?
お母さん、少しの間私はあなたに面倒をかけることができますか?=お母さん、ちょっといい?
※ Can I bother you for a second? という文全体で「ちょっといいですか?」相手に話を求めるときに使います。そのまま覚えたいですね!
**guess: 推測する
**while: ~の間
**raccoon: アライグマ
You’ll never guess what I saw today while running. A raccoon!
今日私がランニングをしているときに何を見たのか、あなたは決して推測できないでしょう。アライグマです!
※ You’ll never guess ~ は、「あなたは決して見当を付けることができないでしょう」ですが、何か面白い話をしようとするときの決まり文句です。
※ while は「~をしている間」ですが、この文では saw と running が同時に起こっているという「同時性」が感じられる接続詞です
**sighting: 目撃
I heard that there have been more sightings recently.
最近目撃されることが増えてきたと聞きました。
**be hit by a car: 車にひかれる
And the raccoon was almost hit by a car.
そして、アライグマは車にひかれそうになれました。
**luckily: 幸運にも
**just in time: ギリギリの時間に
Luckily, the driver was able to stop just in time.
幸いなことに、運転手はギリギリで止まることができました。
**poor: かわいそうな
**hurt: (〜を)傷つける
That’s good news the poor raccoon wasn’t hurt.
そのかわいそうなアライグマが無事でよかったです。
※ 私たちの一般的な文法知識では、It ~ that … になる形です。→ It’s good news that the poor raccoon wasn’t hurt. ですが、ここでは that が使われています。
☆ About this sentence
O: Hey, Chris. What kind of impression do you get from this construction?
C: Well, we have a strong impression is expressed first, followed by a clear explanation with nothing in the middle, the end result is a very strong impact as a statement.
☆Grammar & Vocabulary
① It‘s cold.
寒いです。
it は「受ける」動詞
「それ」と訳されることの多い it だが、この日本語訳では it の表現力を身につけるのは難しい。この文は「それは寒いです」ではない。
it は「受ける」動詞。前の文脈で出てきた事物はもちろん、周りの状況を漠然と受けることのできる単語。
この文で話し手は、周囲の状況を体で「受け」ながら「寒いですね」と述べている。
従来「天候・距離・時間の it」とされてきた使い方は全てこれ。状況を受けているだけの it ということ。
② Luckily, the driver was able to stop just in time.
幸いなことに、運転手はギリギリで止まることができました。
話し手の評価
Luckilyは「幸運なことに」で、話し手の文内容に対する評価を述べている。
こうした表現は文頭が定位置。その理由は、英語には「説明ルール:説明は後ろに置く」があるため。後続の内容を「幸運な内容なのですよ」とあらかじめ指定する。なので文頭が定位置となる。
☆Key Sentence & Feel English
And the raccoon was almost hit by a car. Luckily, the driver was able to stop just in time.
そして、アライグマは車にひかれそうになれました。幸いなことに、運転手はギリギリで止まることができました。
限定詞 the のイメージは「一つに決まる」
the は、話し手にとっても聞き手にとっても「ああ、あのことか」と一つに決まることを意味する限定詞。
この文で the raccoon となっているのは、それまでの会話に a raccoon が登場しているため。話し手にとっても聞き手にとっても「その1匹に決まる」ため the が使われている。
さらに almost hit by a car と「車」が登場していることにも注意。次の文で the driver となっているのは、車の運転手が「一人に決まる」ため。
会話の流れの中で「一つに決まる」ことが the の最も基本的な使い方。
① I talked to a businessperson during my flight to London. The guy was so kind.
ロンドン行きの便でビジネスパーソンと話をしました。その人はとっても親切でした。
→ a ~ で会話に人・モノを登場させ、the ~ で話を展開させている。つまり「会話の流れの中で一つに決まる」
② Can you close the door?
そのドアを閉めてくれますか?
→「その場の状況から一つに決まる」使い方。「ドア」と言えば、話し手にとっても聞き手にとっても「一つに決まる」状況で the が使われている。
③ Look at the penguins over there.
あそこのペンギンを見てごらん。
the United States of America
アメリカ合衆国
the Yamadas
ヤマダさん一家
→「the + 複数名詞」は一つに決まるようなグループ、つまり特定のグループ全体を表す。
the penguins は「ペンギン全体」
the United States of America は「複数の週からなるグループ全体」
the Yamadas のように「the + 姓-s」は、その姓を持ったグループ全体。
☆Expression in Action
①ジョンがカウンセラーを薦めてくれました。その女性はとても助けになりました。
John recommended a counselor. The lady was really helpful.
②大きな犬が私を追いかけ始めました。幸運なことに、その飼い主はギリギリそれを制止しました。
A huge dog started chasing me. Luckily, the owner stopped it just in time.
**chase: 追いかける、追う
**just in time: ギリギリの時間に
③食べる前に電子レンジでラザニアを温めてね。
Heat up the lasagna in the microwave before you eat it.
**lasagna: ラザニア
**microwave: 電子レンジ
December 13 Tuesday, 2022
Lesson 172 限定詞②:the は「ひとつに決まる」
(日本語→英語バージョン)
☆Words & Phrases
**~に面倒をかける、~の邪魔をする:
**少しの間、一瞬:
お母さん、少しの間私はあなたに面倒をかけることができますか?=お母さん、ちょっといい?
→
※ 文全体で「ちょっといいですか?」相手に話を求めるときに使います。そのまま覚えたいですね!
**推測する:
**~の間:
**アライグマ:
今日私がランニングをしているときに何を見たのか、あなたは決して推測できないでしょう。アライグマです!
→
**目撃:
最近目撃されることが増えてきたと聞きました。
→
**車にひかれる:
そして、アライグマは車にひかれそうになれました。
→
**幸運にも:
**ギリギリの時間に:
幸いなことに、運転手はギリギリで止まることができました。
→
**かわいそうな:
**(〜を)傷つける:
そのかわいそうなアライグマが無事でよかったです。
→
※ 私たちの一般的な文法知識では、It ~ that … になる形です。→ It’s good news that the poor raccoon wasn’t hurt. ですが、ここでは that が使われています。
① ロンドン行きの便でビジネスパーソンと話をしました。その人はとっても親切でした。
→ a ~ で会話に人・モノを登場させ、the ~ で話を展開させている。つまり「会話の流れの中で一つに決まる」
② そのドアを閉めてくれますか?
→「その場の状況から一つに決まる」使い方。「ドア」と言えば、話し手にとっても聞き手にとっても「一つに決まる」状況で the が使われている。
③ あそこのペンギンを見てごらん。
アメリカ合衆国
ヤマダさん一家
→「the + 複数名詞」は一つに決まるようなグループ、つまり特定のグループ全体を表す。