(追記あり)
おはようございます。
突然ですが、みなさん、英語はどんなふうに勉強していますか?
毎日コツコツ少しずつ続ける人、短期集中で3カ月程度ガッツリやる人。
どちらもアリかと思います。
では、
より英語が話せるようになったのは
「コツコツ勉強」した人だったのか?
それとも
「短期集中」で勉強した人だったのか?
を私が教えてきた
生徒さんたちの実際の結果
からお伝えします。
まずは英語の基礎力を
「コツコツ勉強」or「短期集中」のどちらにしても、まず大前提として「英語の基礎力」が必要です。
「英語の基礎力」とは、中学レベルの英語です。
具体的に言うと、
中学レベルの文法が理解でき、英検3級(中学卒業程度)がだいたい解けること。
まずはここに辿り着きましょう。
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もし、今ここにたどり着いていないのであれば、英会話スクールやコーチングスクールなどを一旦脇に置いて、まずは中学レベルの英文法から始めてください。
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「コツコツ勉強」で英語が話せるようになった生徒さんのお話し
男性生徒さん(30代前半・会社員)
TOEICで700点程度を取ったことがあり、英語の基礎力は問題ナシ。むしろ高かったです。
ただし大学卒業当時のことだったので10年近く経過していました。
彼が勤めている企業は、今は国内顧客メインですが、近いうちに海外に販路を求めなければダメなことがハッキリしていたそうです。そのために「今から英語を話せるようになっておこう」と決めたそうです。
「近いうち」だけど「今すぐ」ではなかったため、彼は「コツコツ勉強」スタイルを選びました。
毎日15~20分程度のシャドーイングをやり、週に一つ文法のUNITをやり、週に1回60分のレッスンで英語で自分のことや仕事のことを話し修正される。そしてまた話す。帰ったらそれを復習する…など。
おそらく毎日の勉強時間は30分程度だったかと思います。しかし彼はこれをコツコツ毎日2年続けています(継続中)
勉強を続けて1年ほど経ったとき、コロナ禍のためオンラインになった業界の海外セミナーに参加して自分で驚いたそうです。なぜなら、
スピーカーの話している英語がほぼ聴き取れたから
1日30分学習x1年間、の威力はスゴイです。
そして今は、なんと5分程度のプレゼンができるまでになりました。
今取り組んでいるのは、仕事のことだけでなく雑談も含めた英会話です。
毎回のレッスンで、私にビシバシ内容を修正されノートを必死で取っていますが、それでも楽しそうですよ!笑
30代前半の男性会社員
レッスン受講前の英語レベル:
TOEIC700点程度
レッスン受講前の英会話力:
ほぼゼロ
勉強期間約2年でやったこと:
毎日30分程度の自宅学習
☆シャドーイング、文法、リーディング、リスニングした英語を要約する、など
成果(約2年):
☆約1年後に、英語のプレゼンが聴き取れるようになった(ただし業界のことなので語彙は理解していた)
☆英語で届いたメール(海外からの問い合わせ)が問題なく読めるようになった
☆英語で自己紹介がプライベート・仕事併せてできるようになった(3分程度)
☆英語で自身の業務内容と会社の概要について筋道を立てて話せるようになった(3分程度)
☆英語で仕事のプレゼンができるようになった(5分程度)
☆海外の同業他社のホームページを英語で読めるようになった(仕事のプレゼンをする際に参考にしていたら読めるようになったそうです!)
「短期集中」で英語が話せるようになった生徒さんのお話し
仕事で忙しいビジネスパーソンの方は、毎日英語の勉強のことだけを考えているわけにはいきません。
しかし学生時代よりもはるかに強い「目的意識」があります。英語を勉強することに対して「求める対価」がハッキリしています。そうですよね?
昇進や昇給の手段だったり、転職のためだったり、より大きな仕事をするためだったり、同僚や同期と差をつけるためだったり、海外赴任のためだったり…などがそれです。
こちらも男性生徒さん(30代半ば・会社員)
具体的に言うと、当時35歳でした。まだまだ若いのに「最初はこの年齢で英語をやり直して間に合うのか?と悩んだ」とのことでした。
大企業勤めの彼は、比較的日々の残業は少ないものの、それでも繁忙期は午前様になることもあるくらいの部署にいました。
彼の周囲の同僚・先輩・上司の方々は、ほとんど英語ができないんだそうです。そして誰も勉強しようともしないのだとか!
彼は大学受験まで英語をしっかり勉強していたので、当然中学レベル以上の英語力は持っていました。
でも英語が得意というわけではなく、英会話経験はゼロ。これまでの人生は英語を避けて生きてきた、と最初の頃に聞いたのを覚えています。
そんな彼が選んだのは4か月の短期間コース。
最初の1~2ヶ月間が一番苦しかったそうです。
英語に慣れず、思うように口から出てこない。話せない、聴けない、分からない…。それに短期集中コースは宿題が多くなります。その量にも最初は苦戦したそうです。
ただ、3か月ごろから慣れて英語が段々聴き取れるようになって来て、話せるようになって来て、宿題の量にも慣れて…と楽しくなってきた、とお話しされていました。
そしてなんと「もっと高いレベルを目指したい」とさらに2か月追加して合計6か月間もの間、彼は集中コースで英語を学び続け、最後にはネイティブと仕事にについて英語で会話ができるまでになりました。
つまり「これを毎日これだけやれば〇か月後には英語がこれくらいになりますよ」という正しいアドバイスさえあれば、そしてそれを必死にこなすことができれば、急激に英語力を引き上げることは可能です。
強い目的意識があれば、勉強に負荷をかけても耐えることができます。つまり「コツコツ勉強」よりも一気に負荷をかけて短期間で大きく能力を伸ばすことができるのです。
男性会社員(35)
レッスン受講前の英語レベル:
大学受験英語
レッスン受講前の英会話力:
ほぼゼロ
勉強期間6カ月でやったこと:
毎日2~3時間程度の自宅学習
☆シャドーイング30分、リスニング15分、フレーズ練習30分、英作文、語彙、話すための文法復習…など
成果(6か月後):
☆ネイティブと英語で仕事についての話ができるようになった
☆自分の伝えたい英語がとっさに口から出てくるようになった
☆自分の伝えたいことが英語で書けるようになった
☆英語で自身の業務内容と会社の概要について筋道を立てて話せるようになった
「もう歳だから…」と30代半ばくらいのビジネスパーソンが年齢を感じることが多い理由
あなたも、
「もう歳だから…」
と思っていませんか?
私が気になっているのが、30代半ばくらいのビジネスパーソンでそのように感じている方が多いということ。
先ほどの6か月間勉強された男性の方もそうでした。
英語を学ぶのに年齢はあまり関係ありません。そして30代半ばはまだまだ若いです!
ではなぜ30代半ば頃の方がそのように感じるのか?気が付いたことがあります。
その年代の方々は、
社内での昇進を強く意識しており、
さらに上のポジションを狙う地位におり、
そして若い部下や後輩の指導をしている
ことが多いのです。
今どきの新卒社員はそもそも英語ができる人材であることが多いです。
そんな若者の姿を見て、「自分はもう歳だ」と感じてしまうのかもしれません。
しかし昇進や海外赴任、より重要な会議への出席と英語が最も必要になるのもこの年齢層です。
大丈夫です!私は30代半ばの生徒さんをたくさん見てきましたが、みなさん勉強を続けて英語ができるようになっています。
「コツコツ勉強」と「短期集中」のどちらを選ぶにしても、今があなたの英語を始めるジャストタイミングなんですよ。
結論:「コツコツ勉強」or「短期集中」どっちでもよい
まあそう言うと思った、という結論です笑
「コツコツ勉強」or「短期集中」はどちらでもいいんです。
どちらにしても大切なのは、
どんな勉強をするか?どうやって勉強するか?ということです。
これには思うところがあるので書いてみます。
学ぶ側と教える側の両方を経験した私の意見ですが、あまりキレイすぎるカリキュラムのスクールは融通が利かないことが多いです。
もちろん、そのカリキュラムがあなたにピッタリで「このカリキュラムで学べば成長できる!」と実感しているのであれば全く問題ありません。
ただし、今はそのカリキュラムが素晴らしいと思っていても、勉強を続けると当然ですがレベルが上がってきます。
それに合わせてほしいな…と思ったときに柔軟に対応してもらえないかも?ということは覚えておいた方がいいです。
また逆に、自由すぎるのも難しいです。
たとえばオンライン英会話のように、特に決まったカリキュラムやレッスン時間があるわけではないと、
「毎回話せることだけ話していて成長が分からない」
とか、
「今日は疲れたからレッスン無し!」
なんてことは、あるあるです。
私は大手オンライン英会話で講師をしている外国人を何人か知っていますが、皆、楽しくレッスンはしても、生徒さんの英語に責任があるとは全く思っていません。
オンライン英会話は一期一会、そういうシステムですから当然なんです。
ベストなのは、
①ある程度は決まっているが習熟度に合わせて臨機応変に対応してくれるカリキュラム
②レベルに合った宿題・課題を強制してくれる
③あなたの英語の上達に責任を持ってくれる講師やシステム
人は強制されないと勉強しないですからね…💦
今チェックしているスクールなどあれば、これらのことを体験レッスンのときなどに質問してみるといいです。
良心的なスクールであれば、きっとあなたの「英語が話せるようになりたい」という想いに向き合ってくれるはず。
昇進の階段を一歩登りました
以前、こんな生徒さんがいました。
「ふとある日、社内を見渡して思ったんです。ここにいる同僚や同期たちと自分との違いは何だろう?何も違わないんじゃないかって。そう思ったらゾッとしました」
これがこの生徒さんが英語の勉強を始めたキッカケとなったのです。
忙しい日々の中、そして繁忙期ですら英語の勉強を続けたこの生徒さんは、同期より一歩先に海外赴任が決まったそうです。
「同僚・同期から一歩リードできました!」
とお話しされていたのが印象的でした。
実はこの方、先ほどの35歳の男性生徒さんです。
彼は英語を根気良く学び続け、見事、海外赴任のポジションをゲットしました。
英語を学ぶ価値は「英語が話せるようになること」だけではないんです。
その先にある良い未来と将来なのだと、この生徒さんに教えていただきました。
追記:
この海外赴任された生徒さんから、2年後にご連絡をいただいたので後日談を載せておきます。
「実は赴任先は英語の国ではなかったので、赴任前半年ほどはその国の言葉を勉強していました。
しかし、実際に赴任してみると取引相手はアメリカの企業で、常にやり取りをするのもアメリカ人の社員でした。つまり、ほとんど仕事で使ったのは英語でした。
英語力を鍛えてもらったおかげで、アメリカ人との業務もこなすことができました。英語はかなり上達したと思います。
ただ2年経っても、現地語がなかなか上手くならないのが問題です…」
できる方なので、きっと現地語と合わせてトリリンガルになる日も近いと思います!
名古屋駅前にある短期ビジネス英会話パーソナルジム
「名古屋BEGビジネス英会話ジム」
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