ラジオ英会話 2022年7月号~各放送回のまとめ

【ラジオ英会話】Lesson 71 would like・want のイメージ – July 18 Monday, 2022

July 18 Monday, 2022
Lesson 71 would like・want のイメージ

Words & Phrases

**walk around:
I’m so hungry after walking around Nikko Toshogu today.

How did you find this restaurant?

**do research:
Well, I had to do some research.

**not many ~:
Not many tourists know about it.

**Japanese beef:
It’s a very high-grade Japanese beef.

**medium-rare:
I’d like my steak medium-rare.

OK, I’ll have the same then.

 

Grammar & Vocabulary

① What’s the name of this beef? – It‘s Nico-nico Wagyu.

it は「受ける」単語
it は「それ」と訳されることがあるが、その場にあるものを指す単語ではない

指す単語は、this/these, that/those である。

it は「受ける」単語。文中にあらわれた事物やその場の状況を「受ける」役割。

この例文の it もその前に出てきた the name of this beef を受けて、「ニコニコ和牛ですよ」と答えている。

相手の表現を it で受けて一拍(・)置いて、

「・ニコニコ和牛ですよ」

という感じ。

 

② How would you like your steak (    )?

目的語説明型
your steak の後ろの説明語句が、medium-rare(ミディアム・レアの)や、well-done(中までしっかり焼いた)などが入るべき空所 (    ) になっており、そこを尋ねている。

「your steak = どのように(したいですか?)」

ということ。

 

Key Sentence & Feel English

I‘d like my steak medium-rare.

I’d like = I would like

would like は want の控えめな大人表現。want(欲しい)は、生々しさが感じられるため、「~であるならそれを嬉しく思うでしょう」と仮定を含み一歩退いた would like ~ で置き換える。

want のイメージは「欠けている」

欠けているためにそれを満たしたいという欲求につながっている。

 

★want/would like の使われる形★

① Would you like some coffee?
→ would は助動詞なので主語の前に置き疑問詞とする。

would like を強めたいときは would love を使う

I would love to join you.

 

② I want to go to England.
→ want は「これから動詞」

~したい、と述べるとき目的語に動詞-ing形は不可。「(これから)~したい」と「これから」が意識されるため、矢印(→)のイメージを持つ to不定詞のみ。

 

③ want you back
→ you = back という状況を want している

want you to come
would like you to do that
→ want/would like は (that) 節を並べて

✖ I want that ~ ✖ I would like that~

などとは使えない。want の欲求は「人・モノ」に向かう。状況を想像し「こうなったらいいな」という質感ではない!

 

④ You want to be a bit more careful.
→ want の「欠けている」は「必要だ」につながる。この例文は should と等価な強さを持っているが、

may [might] want to ~
~した方がいいかも知れません

と和らげることもできる。

また、モノについて「~するのが必要だ」と述べるには、目的語に動詞-ing形が用いられる。(「これから~する」が意識されないため)

Our bedroom wants painting.

 

Practice

C: OK, guys. It’s practice time.

Now I know some of you are interested in etymology.

So the original meaning of “want” is “to be lacking.”

So this naturally leads to the meaning of a strong desire to get what is lacking.

So with that in mind, let’s practice together, Okay?

 

R: Now I know you guys want to think in English, right?

C: Here we go then.

 

Expression in Action

①このドレスを試着したいのですが。
**try ~ on:

②私は、あなたにオードリーの日本語の宿題を手伝ってもらいたいのです。
**help ~ with…:

③このソースはもう少し塩が必要です。
※「必要だ」という意味の want を使う


July 18 Monday, 2022
Lesson 71 would like・want のイメージ
(日本語訳・解説付き)

Words & Phrases

**walk around: 歩き回る
I’m so hungry after walking around Nikko Toshogu today.
(今日は日光東照宮をあちこち歩き回っていたので、とてもお腹が空いています)

※ after は前置詞なので後に続く動詞は -ing形になります

 

How did you find this restaurant?
(このレストランはどうやって見つけたのですか?)

※ How は、やり方・方法を表す wh語です

 

**do research: 調べ物をする
Well, I had to do some research.
(ええ、少し調べ物をしなければなりませんでした)

**not many ~: それほど多くは~ない
Not many tourists know about it.
(ここを知っている観光客はそう多くはありません)

**Japanese beef: 和牛
It’s a very high-grade Japanese beef.
(最高級の和牛です)

**medium-rare:(肉の焼き方などが)ミディアムレアの
I’d like my steak medium-rare.
(私のステーキはミディアムレアにしていただきたいです)

※ well-done は「中までしっかり焼いた」
blue は「レアよりもさらに生っぽい」

 

OK, I’ll have the same then.
(OK、それなら私も同じものにします)

※ then は「視線の移動」が感じられる表現です

 

Grammar & Vocabulary

① What’s the name of this beef? – It‘s Nico-nico Wagyu.
(この牛肉は何て言うのですか? – ニコニコ和牛です)

it は「受ける」単語
it は「それ」と訳されることがあるが、その場にあるものを指す単語ではない

指す単語は、this/these, that/those である。

it は「受ける」単語。文中にあらわれた事物やその場の状況を「受ける」役割。

この例文の it もその前に出てきた the name of this beef を受けて、「ニコニコ和牛ですよ」と答えている。

相手の表現を it で受けて一拍(・)置いて、

「・ニコニコ和牛ですよ」

という感じ。

 

② How would you like your steak (    )?
(ステーキの焼き加減はいかがなさいますか?)

目的語説明型
your steak の後ろの説明語句が、medium-rare(ミディアム・レアの)や、well-done(中までしっかり焼いた)などが入るべき空所 (    ) になっており、そこを尋ねている。

「your steak = どのように(したいですか?)」

ということ。

 

Key Sentence & Feel English

I‘d like my steak medium-rare.
(私のステーキはミディアムレアにしていただきたいです)

I’d like = I would like

would like は want の控えめな大人表現

want(欲しい)は、生々しさが感じられるため、「~であるならそれを嬉しく思うでしょう」と仮定を含み一歩退いた would like ~ で置き換える。

want のイメージは「欠けている」

欠けているためにそれを満たしたいという欲求につながっている。

 

★want/would like の使われる形★

Would you like some coffee?
コーヒーはいかがでしょうか?

→ would は助動詞なので主語の前に置き疑問詞とする。

would like を強めたいときは would love を使う

I would love to join you.
ぜひご一緒したいです。

 

I want to go to England.
イギリスに行きたいと思います。

→ want は「これから動詞」

~したい、と述べるとき目的語に動詞-ing形は不可。「(これから)~したい」と「これから」が意識されるため、矢印(→)のイメージを持つ to不定詞のみ

 

want you back
帰ってきてほしい
→ you = back という状況を want している

want you to come
来てほしい

would like you to do that
それをして欲しい

→ want/would like は (that) 節を並べて

✖ I want that ~ ✖ I would like that~

などとは使えない。want の欲求は「人・モノ」に向かう。状況を想像し「こうなったらいいな」という質感ではない!

 

You want to be a bit more careful.
あなたはもうちょっと気を付けなければなりません。

→ want の「欠けている」は「必要だ」につながる。この例文は should と等価な強さを持っているが、

may [might] want to ~
~した方がいいかも知れません

と和らげることもできる。

また、モノについて「~するのが必要だ」と述べるには、目的語に動詞-ing形が用いられる。(「これから~する」が意識されないため)

Our bedroom wants painting.
私たちの寝室は塗り替えが必要です。

 

Practice

C: OK, guys. It’s practice time.

Now I know some of you are interested in etymology.

So the original meaning of “want” is “to be lacking.”

So this naturally leads to the meaning of a strong desire to get what is lacking.

So with that in mind, let’s practice together, Okay?

 

R: Now I know you guys want to think in English, right?

C: Here we go then.

 

Expression in Action

①このドレスを試着したいのですが。
I would like to try this dress on.

**try ~ on: ~を試着する

 

②私は、あなたにオードリーの日本語の宿題を手伝ってもらいたいのです。
I want you to help Audrey with her Japanese homework.

**help ~ with…: ~を…で手伝う

③このソースはもう少し塩が必要です。
This sauce wants a bit more salt.

※「必要だ」という意味の want を使う


July 18 Monday, 2022
Lesson 71 would like・want のイメージ
(日本語→英語バージョン)

Words & Phrases

**歩き回る:
今日は日光東照宮をあちこち歩き回っていたので、とてもお腹が空いています。

※ after は前置詞なので後に続く動詞は…?

このレストランはどうやって見つけたのですか?

**調べ物をする:
ええ、少し調べ物をしなければなりませんでした。

**それほど多くは~ない:
ここを知っている観光客はそう多くはありません。

**和牛:
最高級の和牛です。

**(肉の焼き方などが)ミディアムレアの:
私のステーキはミディアムレアにしていただきたいです。

OK、それなら私も同じものにします。

 

★want/would like の使われる形★

コーヒーはいかがでしょうか?
→ would は助動詞なので主語の前に置き疑問詞とする。

ぜひご一緒したいです。
would like を強めたいときは would love を使う

 

イギリスに行きたいと思います。
→ want は「これから動詞」

~したい、と述べるとき目的語に動詞-ing形は不可。「(これから)~したい」と「これから」が意識されるため、矢印(→)のイメージを持つ to不定詞のみ

 

(あなたに)帰ってきてほしい
→ you = back という状況を want している

(あなたに)来てほしい
(あなたに)それをして欲しい
→ want/would like は (that) 節を並べて

✖ I want that ~ ✖ I would like that~

などとは使えない。
want の欲求は「人・モノ」に向かう。状況を想像し「こうなったらいいな」という質感ではない!

 

あなたはもうちょっと気を付けなければなりません。
→ want の「欠けている」は「必要だ」につながる。この例文は should と等価な強さを持っているが、

~した方がいいかも知れません

と和らげることもできる。

また、モノについて「~するのが必要だ」と述べるには、目的語に動詞-ing形が用いられる。(「これから~する」が意識されないため)

私たちの寝室は塗り替えが必要です。

ABOUT ME
Noriko
名古屋BEGビジネス英会話ジム、代表兼パーソナルトレーナー。 高校で挫折した英語を社会人でやり直し、アメリカのアリゾナ州フェニックスにある企業で働く。ホームシックになりながらも勤め上げる。 帰国後は名古屋で海外営業、輸出入関連業務、海外人材教育などに携わった後に英語講師へ。 海外営業時代は英語で様々な国の顧客とやり取りし、交渉し、コミュニケーションを取り営業をおこない、「Norikoがそう言うなら信じるよ!」と言われるほどの信頼関係を築く。 英語の勉強が続けられない…という生徒さんたちの悩みを受けて「強制的に英語を継続させる」英会話パーソナルトレーナーに進化しました。 アメリカ大好きすぎて北米大陸を3ヶ月かけて横断(往復)したこともアリ。若かった…。
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