TOEICを受けないといけないけど勉強する時間がそんなに取れない!
という英語初心者のビジネスパーソンの方に向けて、時間節約のための「TOEICやってはいけない勉強法」をまとめました。
今回はリスニング編(Part 1-4)です。
はじめまして。名古屋BEGビジネス英会話ジム代表のNorikoです。
毎日仕事が忙しくてそんなに勉強時間は取れないし、まして英語は初心者レベル。一体どうやってTOEICの勉強をすればスコアが上がるんだろう?とお悩みのビジネスパーソンの方が、間違った勉強法に進むことなくTOEICスコアアップの最短距離を取れるようになっています。
もしこれからTOEICの勉強を始めるのであれば、仕事の合間に、そして何かTOEICテキストを購入する前に、ぜひご一読いただければ幸いです。
英語初心者のTOEIC
TOEICとは?
ビジネスパーソンと関係が深いTOEIC。一度は聞いたことがある!という人は多いでしょう。受けたことがある人もいらっしゃるかと思います。
TOEICとは?
超簡単に言ってしまうと、英語で働くために必要な英語力があるかどうか?を測るテストのこと。
一般的に日本でTOEICと言えば、Listening & Reading(リスニングとリーディング)ですが実は Speaking & Writing(スピーキングとライティング)のテストも存在します。
今回は一般的な Listening & Reading のリスニングの勉強で「やってはいけない!」について書きます。
TOEIC初心者がやってはいけないリスニング勉強法2つ
2つとも、ついついやってしまいがちだと思います。
①リスニング対策の “リスニング”
TOEICリスニングのための最も効率の良い勉強法はリスニングではありません。
ちょっと分かりにくい書き方になってしまいましたね💦
リスニング、ってみなさんやったことあると思います。イヤホン(じゃなくてもいいんですけど)で英語を目を閉じたりして集中しながら聴くやつです。
リスニングのための勉強法がリスニングでないなら、何なのよ?というと、それは
シャドーイング
です。
シャドーイングとは、流れてくる英語を聴きながらそのまま口から出す勉強法。
詳しいやり方はコチラをどうぞ↓
まずはTOEIC公式問題集のリスニング問題を本番さながらにやってみて…
☆まったく分からなかった人→ TOEICより易しい音声をシャドーイング
☆ところどころ分かるがすべては分からなかった人→ TOEICのリスニング問題をシャドーイング
をメインにリスニング対策をすると良いです。
リスニング(聴く)だけを繰り返すよりも、シャドーイングした方が絶対にリスニングは伸びます。英語が聴こえるようになります。
そしてよりリスニング力を伸ばすシャドーイングのやり方は、音声に集中して、大きな声を出すこと。
通勤途中にブツブツとつぶやくようにシャドーイングをするとか、車の運転中にシャドーイングをする、という方がいますがどちらの方も残念ながら効果は半減です。
通勤途中の方は大きな声が出ていない(出せない)から、運転中の方はシャドーイングに集中できていないからです。
誰もいないところ、または聞かれてもいいところで、英語音声に集中して、大きな声を出してシャドーイングしてください!
自分の声が耳に届くのがポイントです。
リーディングとは異なり、リスニングのスコアを1ヶ月程度の勉強で上げるのは難しいです(たとえ集中してシャドーイングをやったとしても)。リスニングスキルは短期集中で養えるものではありません。日々積み重ねておくべきものです。
少なくとも3か月程度は準備期間を用意しておくことをおススメします。
②TOEIC教材 Only
そして教材は、TOEICのもの(公式問題集やリスニング対策のテキスト)だけに絞らず、いろんなものを聴いてシャドーイングしてください。
TOEICのリスニング内容はビジネスシーンに合わせたものがほとんどですが、それでもいろんな英語を聴いておくべきです。耳が慣れますし、TOEIC教材だけを使うよりリスニング力は上がります。
「ふと」英語が聴こえるようになるためには、いろんな英語を聴くこと!
リーディングの勉強法と異なり、リスニングはTOEICの公式問題集にこだわらない方が良いです。
ただし、試験直前はTOEICのリスニング問題をたくさん聴いておくのがいいです。模擬試験なども効果がありますよ!
TOEICのリスニングを攻略する!
勉強期間を3か月程度準備して、できれば毎日、少なくとも週に5日はシャドーイングを1日30分続けてください。
かなり英語が聴こえるようになるのを実感できるはずです。
そしてパート別の攻略法です。TOEICのリスニングはPart1~4と4つに分かれています。
Part 1 写真描写問題
写真を見て、流れてくる音声を聴きながら答える問題。
Part1は、3ヶ月間毎日シャドーイングを続けてきた方なら問題ないはず。実際、これは最初の緊張をほぐすための問題ではないかと思います。
Part 2 短文応答問題
意外と苦手な人が多いのがPart2 です。
短い1文を聴き取り、それに対して正しい回答を3択で選ぶのですが、問題はその1文が
①一瞬で終わる。短い
②回答がひねってある
ことです。
私も実はこのPart2が一番緊張します。
①一瞬で終わる。短い
TOEICで話される英語は、アメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語などと様々です。
それぞれの英語に異なったアクセントがあります。自分の苦手なアクセントの英語が話され、あれ?聴き取れない?と思った瞬間にその1文は話され終わっています。後戻りはできません…
長い文章であれば推測するヒントも得られるのですがそれもない。リスニング力と集中力が必要です。
攻略法は、
普段のシャドーイングを集中してやること。
です。
普段から集中していなければ、本番で集中することはできません。
Part2は25問ありますし、また集中しなければいけないのはPart2だけではないのです。
なので、1日30分のシャドーイングを集中してやるクセをつけておいてください。
②回答がひねってある
しかも回答にひねりがあって、最初の1文が Do you~? という形の質問文であっても、回答がYes/Noであるとは限りません。むしろそうでないのがほとんどです。
「聴こえているし意味も分かるけど、答えが分からない!」となる人も多いようです。
これを攻略するには、TOEIC公式問題集を聴き込んで「回答のクセ」に慣れるのが一番です。
Part 3 & 4 会話問題&説明文問題
3ヶ月間のシャドーイングを続けてきた人であれば、大体聴こえて正解にたどり着けるはずです。
また、Part2と違ってある程度の長さなので、ちょっと聞き逃してもリカバーしやすいです(でも集中して聴いてくださいね!)
ここで問題になってくるのは語彙力でしょう。
単語が分からないと厳しくなってくるのがこのパートです。
話されるのはビジネスシーンの出来事ですが、使われている単語はビジネスに限られません。
いろんな語彙力をつけておく、単語帳を見てうーんうーんと考えたら分かるのではなく、「聴いたら即座に意味が浮かぶ」ようにしておく必要があります。
なので、TOEICの教材に絞らずいろんな英語を聴いてシャドーイングしておくこと。そしてシャドーイング中はしっかり意味まで頭の中に浮かべること。
これで単語が身に付きやすくなります。
実際にTOEICを受験してみて
先日、久しぶりにTOEICを受験してきました。
感想は、かなり緊張した!です。リスニングは最初なので特に緊張しました。
また、教室全体に聞こえるスピーカーが使用されたので、ヘッドホンだけでリスニングやシャドーイングをしていたことを少し後悔しました。
TOEICの模擬テストなどをやる際は、イヤホンやヘッドホンではなくスピーカーを使用してリスニングをやることをおススメします!ヘッドホンだと集中できるけど、スピーカーだとなんとなく気が散るんですよね…(私だけ?)
そうでない方も、本番に一番近い形を練習しておくことは大事です。緊張を和らげます。
それでも!
スコアに影響するほど緊張してしまう人は、受験回数を増やすしかないでしょう。
場慣れするのは大事ですし、「また次があるからいいか」というくらいの気楽さで受けることができます。実際に回数をこなすほどスコアは上がるという人が多いようです。
TOEICスコアの先にある「本当の」目的は?
TOEICのスコアを上げたい!方は、決してTOEICが趣味だから受験するわけではありませんよね。
(世の中にはTOEIC受験が趣味の方もいるようですが…)
昇進や昇給のためにTOEIC650
将来転職したい企業が応募条件がTOEIC600
などのようにあなたのTOEICスコアの先には目的があるはず。
そして何より、
TOEICのスコアは取れたけど結局英語は話せない
なんてことになりたくない!と思いませんか?
毎日忙しい時間がない!というあなたには、話せる・使えるビジネス英語を学びながらTOEICのスコアも同時に上げる、という手もあります。
忙しい時間の中で勉強時間を作るんです。それがTOEICのスコアを上げる「だけ」になるのは少し寂しい…。
TOEICのスコアも必要だけど、仕事で英語を話すのも同じくらい必要!という方は、TOEICとビジネス英会話を同時に学んでみるのもいいかも知れません。
名古屋駅前にある短期ビジネス英会話パーソナルジム
「名古屋BEGビジネス英会話ジム」
営業時間:平日 9:00~22:00 土曜日 9:00~19:00(日祝休み)
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