January 10 Tuesday, 2023
Lesson 187 it の基本
☆Words & Phrases
**planet:
I am Zaytox, from the planet Vega 6.
How can you speak English?
**universe:
**through:
**device:
We can speak any language in the universe. Through this device.
Dec2022English
**universal translator:
**impressive:
What’s that? – It’s a universal translator. – Very impressive.
**far:
**above:
Our technology is far above your level.
hachigatsuradioeikaiwa
**obviously:
Obviously. Your spaceship is very fast.
It takes only 15 minutes from here to your earth.
EnglishRadio5
☆Grammar & Vocabulary
① Our technology is far above your level.
指定ルール
英語修飾には大きく2つの原則がある。
指定ルール:指定は前に置く
説明ルール:説明は後ろに置く
この文の far above your level は指定ルールが生み出す語順。above your level は「あなた方のレベルよりも高さが上」で、どのくらい「上」なのかを far(遠く)が指定している。
Your spaceship is very fast.
と、very が fast の前にあるのも同じこと。「とてもレベルで速い」と fast のレベル指定を行なっている。
② We can give you a fast ride home.
授与型(SVOO)
動詞の後ろに目的語を2つ置き、
「〜に、…をあげる・くれる」を表す形。
この文も「you に a fast ride home をあげる」ということ。
この文の動詞は give(与える)だが、英語は配置が意味を作る言葉なので、それ以外の動詞でもこの型を使えばすべて「あげる・くれる」の意味となる。
☆Key Sentence & Feel English
What’s that? – It‘s a universal translator.
まず質問者が「あれは何?」と that で対象物を指している。
一方、it は「それ」と訳されることが多い単語だが指しているわけではない。
相手が that で指しているものを受けて「万能翻訳機ですよ」と答えているだけ。
文字にするなら「・万能翻訳機ですよ」←「・」は前の表現を受ける一拍。
日本語では言葉に表れない「受ける」意識が英語の it である。
① What’s that?
It’s a wine bottle opener.
It’s a grater.
**grater:
I’m really sorry. It won’t happen again.
→前の文脈を受ける it
it を「それ」と考えず、that で指されたものを「受ける」意識で。
It won’t happen again. の it は漠然と自分のしてしまったことを受けている。
② It’s a fine day today.
It’s five o’clock now.
It’s dark here.
→状況を受ける it の使い方。現在の状況をまず感じながら
「・晴れの日ですね」
「・暗いです」
などと述べている。
従来「天候・距離・時間の it」と呼ばれているが、単に「状況を受けている」だけ。
③ Let’s call it a day.
You can make it if you try hard.
That’s it!
I got it.
→ it を使った頻度の高いフレーズ。it は前の文脈から容易に想像可能な内容を「受け」ている。
call it a day の it は「これまでの仕事内容」
make it の make は「作り上げる」で、make と it のコンビで「成し遂げる」、文脈によっては「間に合う」
That’s it! はさまざまな意味になるが、it に「私たちにお求めるもの」を想像すれば「それだ!」となる。
④ It takes only 15 minutes from here to your earth.
→ it は「受ける」だけの積極的な意味を持たない単語。そのため、it で表した内容を後付けで説明する形が非常に頻繁に用いられる。
この文は「15分しかかかりませんよ」と述べた後、「ここから地球まではね」と説明している。
まず it で文を始めてその説明を後ろに置く、it の取る特徴的なリズム。
☆Expression in Action
①私たちは流れ星を見ました。魔法のようでした。
**shooting star:
**magical:
②今日は暑くて蒸し蒸しします。
**humid:
③一生懸命練習すれば、彼女はトップになれると思います。
**practice:
☆Ending
O: Hey, Chris. Do you make a wish when you see a shooting star?
C: Yeah, I think it’s kind of a tradition to do that. So I go along with it.
R: What about you, sensei?
January 10 Tuesday, 2023
Lesson 187 it の基本
(日本語訳・解説付き)
☆Words & Phrases
**planet: 惑星
I am Zaytox, from the planet Vega 6.
私はゼイトクス、惑星ベガ6から来ました。
How can you speak English?
あなたはなぜ英語が話せるのですか?
※ How ~ はそのプロセスを尋ねています。「どういう過程を経て、あなたは英語を話せるのか?」ということです。
**universe: 宇宙
**through: 〜を通って、を通過して
**device: 装置
We can speak any language in the universe. Through this device.
私たちはこの宇宙で話されているどの言語でも話せます。この装置を使うことで。
※ any language は「どういった言葉であっても」で any は「何でも、どれでも」です。
Dec2022English
**universal translator: 万能翻訳機
**impressive: 深い感銘を与える、印象的な
What’s that? – It’s a universal translator. – Very impressive.
あれは何ですか? – 万能翻訳機です。- とても素晴らしい。
**far: 遠く
**above: …より上に、…より高く
Our technology is far above your level.
私たちのテクノロジーはあなた方のものよりはるかに上のレベルです。
hachigatsuradioeikaiwa
**obviously: 明らかに、どう見ても
Obviously. Your spaceship is very fast.
明らかです。あなたの宇宙船はとても速いです。
It takes only 15 minutes from here to your earth.
ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。
※ take は「手に取って使う」というニュアンスで使われています。
EnglishRadio5
☆Grammar & Vocabulary
① Our technology is far above your level.
私たちのテクノロジーはあなた方のものよりはるかに上のレベルです。
指定ルール
英語修飾には大きく2つの原則がある。
指定ルール:指定は前に置く
説明ルール:説明は後ろに置く
この文の far above your level は指定ルールが生み出す語順。above your level は「あなた方のレベルよりも高さが上」で、どのくらい「上」なのかを far(遠く)が指定している。
Your spaceship is very fast.
あなたの宇宙船はとても速い。
と、very が fast の前にあるのも同じこと。「とてもレベルで速い」と fast のレベル指定を行なっている。
② We can give you a fast ride home.
皆さんをすぐ故郷までお送りすることができます。
授与型(SVOO)
動詞の後ろに目的語を2つ置き、
「〜に、…をあげる・くれる」を表す形。
この文も「you に a fast ride home をあげる」ということ。
この文の動詞は give(与える)だが、英語は配置が意味を作る言葉なので、それ以外の動詞でもこの型を使えばすべて「あげる・くれる」の意味となる。
☆Key Sentence & Feel English
What’s that? – It‘s a universal translator.
あれは何ですか? – 万能翻訳機です。
まず質問者が「あれは何?」と that で対象物を指している。
一方、it は「それ」と訳されることが多い単語だが指しているわけではない。
相手が that で指しているものを受けて「万能翻訳機ですよ」と答えているだけ。
文字にするなら「・万能翻訳機ですよ」←「・」は前の表現を受ける一拍。
日本語では言葉に表れない「受ける」意識が英語の it である。
① What’s that?
あれは何ですか?
It’s a wine bottle opener.
ワインのコルク抜きです。
It’s a grater.
おろし金です。
**grater: おろし金
I’m really sorry. It won’t happen again.
本当にすみません。二度としません。
→前の文脈を受ける it
it を「それ」と考えず、that で指されたものを「受ける」意識で。
It won’t happen again. の it は漠然と自分のしてしまったことを受けている。
② It’s a fine day today.
今日は晴れの日です。
It’s five o’clock now.
今5時です。
It’s dark here.
ここは暗いです。
→状況を受ける it の使い方。現在の状況をまず感じながら
「・晴れの日ですね」
「・暗いです」
などと述べている。
従来「天候・距離・時間の it」と呼ばれているが、単に「状況を受けている」だけ。
③ Let’s call it a day.
今日はここまでにしましょう。
You can make it if you try hard.
頑張ればできますよ。
That’s it!
それだ!
I got it.
分かりました。
→ it を使った頻度の高いフレーズ。it は前の文脈から容易に想像可能な内容を「受け」ている。
call it a day の it は「これまでの仕事内容」
make it の make は「作り上げる」で、make と it のコンビで「成し遂げる」、文脈によっては「間に合う」
That’s it! はさまざまな意味になるが、it に「私たちにお求めるもの」を想像すれば「それだ!」となる。
④ It takes only 15 minutes from here to your earth.
ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。
→ it は「受ける」だけの積極的な意味を持たない単語。そのため、it で表した内容を後付けで説明する形が非常に頻繁に用いられる。
この文は「15分しかかかりませんよ」と述べた後、「ここから地球まではね」と説明している。
まず it で文を始めてその説明を後ろに置く、it の取る特徴的なリズム。
☆Expression in Action
①私たちは流れ星を見ました。魔法のようでした。
We saw a shooting star. It was magical!
**shooting star: 流れ星
**magical: 魔法のような、不思議な
②今日は暑くて蒸し蒸しします。
It‘s hot and humid today.
**humid: 湿度の高い
※ hot and humid で「蒸し暑い」です!
③一生懸命練習すれば、彼女はトップになれると思います。
I’m sure she can make it to the top if she practices hard.
**practice: 練習する
☆Ending
O: Hey, Chris. Do you make a wish when you see a shooting star?
C: Yeah, I think it’s kind of a tradition to do that. So I go along with it.
R: What about you, sensei?
January 10 Tuesday, 2023
Lesson 187 it の基本
(日本語→英語バージョン)
☆Words & Phrases
**惑星:
私はゼイトクス、惑星ベガ6から来ました。
→
あなたはなぜ英語が話せるのですか?
→
※ How ~ はそのプロセスを尋ねています。
**宇宙:
**〜を通って、を通過して:
**装置:
私たちはこの宇宙で話されているどの言語でも話せます。この装置を使うことで。
→
Dec2022English
**万能翻訳機:
**深い感銘を与える、印象的な:
あれは何ですか? – 万能翻訳機です。- とても素晴らしい。
→
**遠く:
**…より上に、…より高く:
私たちのテクノロジーはあなた方のものよりはるかに上のレベルです。
→
hachigatsuradioeikaiwa
**明らかに、どう見ても:
明らかです。あなたの宇宙船はとても速いです。
→
ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。
→
EnglishRadio5
① あれは何ですか?
ワインのコルク抜きです。
おろし金です。
**おろし金:
本当にすみません。二度としません。
→前の文脈を受ける it
it を「それ」と考えず、that で指されたものを「受ける」意識で。
It won’t happen again. の it は漠然と自分のしてしまったことを受けている。
② 今日は晴れの日です。
今5時です。
ここは暗いです。
→状況を受ける it の使い方。現在の状況をまず感じながら
「・晴れの日ですね」
「・暗いです」
などと述べている。
従来「天候・距離・時間の it」と呼ばれているが、単に「状況を受けている」だけ。
③ 今日はここまでにしましょう。
頑張ればできますよ。
それだ!
分かりました。
→ it を使った頻度の高いフレーズ。it は前の文脈から容易に想像可能な内容を「受け」ている。
call it a day の it は「これまでの仕事内容」
make it の make は「作り上げる」で、make と it のコンビで「成し遂げる」、文脈によっては「間に合う」
That’s it! はさまざまな意味になるが、it に「私たちにお求めるもの」を想像すれば「それだ!」となる。
④ ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。
→ it は「受ける」だけの積極的な意味を持たない単語。そのため、it で表した内容を後付けで説明する形が非常に頻繁に用いられる。
この文は「15分しかかかりませんよ」と述べた後、「ここから地球まではね」と説明している。
まず it で文を始めてその説明を後ろに置く、it の取る特徴的なリズム。