ラジオ英会話 2023年1月号~各放送回のまとめ

【ラジオ英会話】Lesson 187 it の基本 – January 10 Tuesday, 2023

January 10 Tuesday, 2023
Lesson 187 it の基本

Words & Phrases

**planet:
I am Zaytox, from the planet Vega 6.

How can you speak English?

**universe:
**through:
**device:
We can speak any language in the universe. Through this device.

【ラジオ英会話】Lesson 179 限定詞⑧:any のイメージ - December 22 Thursday, 2022December 22 Thursday, 2022 Lesson 179 限定詞⑧:any のイメージ ☆Opening ...

Dec2022English

 

**universal translator:
**impressive:
What’s that? – It’s a universal translator. – Very impressive.

**far:
**above:
Our technology is far above your level.

【ラジオ英会話】Lesson 99  above のイメージ - August 25 Thursday, 2022August 25 Thursday, 2022 Lesson 99  above のイメージ ☆Words & Phr...

hachigatsuradioeikaiwa

 

**obviously:
Obviously. Your spaceship is very fast.

It takes only 15 minutes from here to your earth.

【ラジオ英会話】Lesson 25 take の「かかる・必要とする」 - May 12 Thursday, 2022May 12 Thursday, 2022 Lesson 25 take の「かかる・必要とする」 ☆Opening Th...

EnglishRadio5

 

Grammar & Vocabulary

① Our technology is far above your level.

指定ルール
英語修飾には大きく2つの原則がある。

指定ルール:指定は前に置く

説明ルール:説明は後ろに置く

この文の far above your level は指定ルールが生み出す語順。above your level は「あなた方のレベルよりも高さが上」で、どのくらい「上」なのかを far(遠く)が指定している

Your spaceship is very fast.

と、very が fast の前にあるのも同じこと。「とてもレベルで速い」と fast のレベル指定を行なっている。

 

② We can give you a fast ride home.

授与型(SVOO)
動詞の後ろに目的語を2つ置き、

「〜に、…をあげる・くれる」を表す形。

この文も「you に a fast ride home をあげる」ということ。

この文の動詞は give(与える)だが、英語は配置が意味を作る言葉なので、それ以外の動詞でもこの型を使えばすべて「あげる・くれる」の意味となる。

 

Key Sentence & Feel English

What’s that? – It‘s a universal translator.

まず質問者が「あれは何?」と that で対象物を指している。

一方、it は「それ」と訳されることが多い単語だが指しているわけではない。

相手が that で指しているものを受けて「万能翻訳機ですよ」と答えているだけ。

文字にするなら「・万能翻訳機ですよ」←「・」は前の表現を受ける一拍。

日本語では言葉に表れない「受ける」意識が英語の it である。

 

「受ける」意識の it

What’s that?

It’s a wine bottle opener.
It’s a grater.

**grater:

I’m really sorry. It won’t happen again.

→前の文脈を受ける it
it を「それ」と考えず、that で指されたものを「受ける」意識で。

It won’t happen again. の it は漠然と自分のしてしまったことを受けている。

 

It’s a fine day today.

It’s five o’clock now.

It’s dark here.

→状況を受ける it の使い方。現在の状況をまず感じながら

「・晴れの日ですね」
「・暗いです」
などと述べている。

従来「天候・距離・時間の it」と呼ばれているが、単に「状況を受けている」だけ。

 

Let’s call it a day.

You can make it if you try hard.

That’s it!

I got it.

→ it を使った頻度の高いフレーズ。it は前の文脈から容易に想像可能な内容を「受け」ている。

call it a day の it は「これまでの仕事内容」

make it の make は「作り上げる」で、make と it のコンビで「成し遂げる」、文脈によっては「間に合う」

That’s it! はさまざまな意味になるが、it に「私たちにお求めるもの」を想像すれば「それだ!」となる。

 

It takes only 15 minutes from here to your earth.

→ it は「受ける」だけの積極的な意味を持たない単語。そのため、it で表した内容を後付けで説明する形が非常に頻繁に用いられる。

この文は「15分しかかかりませんよ」と述べた後、「ここから地球まではね」と説明している。

まず it で文を始めてその説明を後ろに置く、it の取る特徴的なリズム。

 

Expression in Action

①私たちは流れ星を見ました。魔法のようでした。
**shooting star:
**magical:

②今日は暑くて蒸し蒸しします。
**humid:

③一生懸命練習すれば、彼女はトップになれると思います。
**practice:

 

Ending

O: Hey, Chris. Do you make a wish when you see a shooting star?

C: Yeah, I think it’s kind of a tradition to do that. So I go along with it.

R: What about you, sensei?


January 10 Tuesday, 2023
Lesson 187 it の基本
(日本語訳・解説付き)

Words & Phrases

**planet: 惑星
I am Zaytox, from the planet Vega 6.
私はゼイトクス、惑星ベガ6から来ました。

How can you speak English?
あなたはなぜ英語が話せるのですか?

※ How ~ はそのプロセスを尋ねています。「どういう過程を経て、あなたは英語を話せるのか?」ということです。

 

**universe: 宇宙
**through: 〜を通って、を通過して
**device: 装置

We can speak any language in the universe. Through this device.
私たちはこの宇宙で話されているどの言語でも話せます。この装置を使うことで。

※ any language は「どういった言葉であっても」で any は「何でも、どれでも」です。

 

【ラジオ英会話】Lesson 179 限定詞⑧:any のイメージ - December 22 Thursday, 2022December 22 Thursday, 2022 Lesson 179 限定詞⑧:any のイメージ ☆Opening ...

Dec2022English

 

**universal translator: 万能翻訳機
**impressive: 深い感銘を与える、印象的な

What’s that? – It’s a universal translator. – Very impressive.
あれは何ですか? – 万能翻訳機です。- とても素晴らしい。

 

**far: 遠く
**above: …より上に、…より高く

Our technology is far above your level.
私たちのテクノロジーはあなた方のものよりはるかに上のレベルです。

 

【ラジオ英会話】Lesson 99  above のイメージ - August 25 Thursday, 2022August 25 Thursday, 2022 Lesson 99  above のイメージ ☆Words & Phr...

hachigatsuradioeikaiwa

 

**obviously: 明らかに、どう見ても
Obviously. Your spaceship is very fast.
明らかです。あなたの宇宙船はとても速いです。

 

It takes only 15 minutes from here to your earth.
ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。

※ take は「手に取って使う」というニュアンスで使われています。

 

【ラジオ英会話】Lesson 25 take の「かかる・必要とする」 - May 12 Thursday, 2022May 12 Thursday, 2022 Lesson 25 take の「かかる・必要とする」 ☆Opening Th...

EnglishRadio5

 

Grammar & Vocabulary

① Our technology is far above your level.
私たちのテクノロジーはあなた方のものよりはるかに上のレベルです。

指定ルール
英語修飾には大きく2つの原則がある。

指定ルール:指定は前に置く

説明ルール:説明は後ろに置く

この文の far above your level は指定ルールが生み出す語順。above your level は「あなた方のレベルよりも高さが上」で、どのくらい「上」なのかを far(遠く)が指定している

Your spaceship is very fast.
あなたの宇宙船はとても速い。

と、very が fast の前にあるのも同じこと。「とてもレベルで速い」と fast のレベル指定を行なっている。

 

② We can give you a fast ride home.
皆さんをすぐ故郷までお送りすることができます。

授与型(SVOO)
動詞の後ろに目的語を2つ置き、

「〜に、…をあげる・くれる」を表す形。

この文も「you に a fast ride home をあげる」ということ。

この文の動詞は give(与える)だが、英語は配置が意味を作る言葉なので、それ以外の動詞でもこの型を使えばすべて「あげる・くれる」の意味となる。

 

Key Sentence & Feel English

What’s that? – It‘s a universal translator.
あれは何ですか? – 万能翻訳機です。

まず質問者が「あれは何?」と that で対象物を指している。

一方、it は「それ」と訳されることが多い単語だが指しているわけではない。

相手が that で指しているものを受けて「万能翻訳機ですよ」と答えているだけ。

文字にするなら「・万能翻訳機ですよ」←「・」は前の表現を受ける一拍。

日本語では言葉に表れない「受ける」意識が英語の it である。

 

「受ける」意識の it

What’s that?
あれは何ですか?

It’s a wine bottle opener.
ワインのコルク抜きです。

It’s a grater.
おろし金です。

**grater: おろし金

I’m really sorry. It won’t happen again.
本当にすみません。二度としません。

→前の文脈を受ける it
it を「それ」と考えず、that で指されたものを「受ける」意識で。

It won’t happen again. の it は漠然と自分のしてしまったことを受けている。

 

It’s a fine day today.
今日は晴れの日です。

It’s five o’clock now.
今5時です。

It’s dark here.
ここは暗いです。

→状況を受ける it の使い方。現在の状況をまず感じながら

「・晴れの日ですね」
「・暗いです」
などと述べている。

従来「天候・距離・時間の it」と呼ばれているが、単に「状況を受けている」だけ。

 

Let’s call it a day.
今日はここまでにしましょう。

You can make it if you try hard.
頑張ればできますよ。

That’s it!
それだ!

I got it.
分かりました。

→ it を使った頻度の高いフレーズ。it は前の文脈から容易に想像可能な内容を「受け」ている。

call it a day の it は「これまでの仕事内容」

make it の make は「作り上げる」で、make と it のコンビで「成し遂げる」、文脈によっては「間に合う」

That’s it! はさまざまな意味になるが、it に「私たちにお求めるもの」を想像すれば「それだ!」となる。

 

It takes only 15 minutes from here to your earth.
ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。

→ it は「受ける」だけの積極的な意味を持たない単語。そのため、it で表した内容を後付けで説明する形が非常に頻繁に用いられる。

この文は「15分しかかかりませんよ」と述べた後、「ここから地球まではね」と説明している。

まず it で文を始めてその説明を後ろに置く、it の取る特徴的なリズム。

 

Expression in Action

①私たちは流れ星を見ました。魔法のようでした。
We saw a shooting star. It was magical!

**shooting star: 流れ星
**magical: 魔法のような、不思議な

 

②今日は暑くて蒸し蒸しします。
It‘s hot and humid today.

**humid: 湿度の高い

※ hot and humid で「蒸し暑い」です!

 

③一生懸命練習すれば、彼女はトップになれると思います。
I’m sure she can make it to the top if she practices hard.

**practice: 練習する

 

Ending

O: Hey, Chris. Do you make a wish when you see a shooting star?

C: Yeah, I think it’s kind of a tradition to do that. So I go along with it.

R: What about you, sensei?


January 10 Tuesday, 2023
Lesson 187 it の基本
(日本語→英語バージョン)

Words & Phrases

**惑星:
私はゼイトクス、惑星ベガ6から来ました。

あなたはなぜ英語が話せるのですか?

※ How ~ はそのプロセスを尋ねています。

**宇宙:
**〜を通って、を通過して:
**装置:
私たちはこの宇宙で話されているどの言語でも話せます。この装置を使うことで。

 

【ラジオ英会話】Lesson 179 限定詞⑧:any のイメージ - December 22 Thursday, 2022December 22 Thursday, 2022 Lesson 179 限定詞⑧:any のイメージ ☆Opening ...

Dec2022English

 

**万能翻訳機:
**深い感銘を与える、印象的な:
あれは何ですか? – 万能翻訳機です。- とても素晴らしい。

**遠く:
**…より上に、…より高く:
私たちのテクノロジーはあなた方のものよりはるかに上のレベルです。

 

【ラジオ英会話】Lesson 99  above のイメージ - August 25 Thursday, 2022August 25 Thursday, 2022 Lesson 99  above のイメージ ☆Words & Phr...

hachigatsuradioeikaiwa

 

**明らかに、どう見ても:
明らかです。あなたの宇宙船はとても速いです。

ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。

 

【ラジオ英会話】Lesson 25 take の「かかる・必要とする」 - May 12 Thursday, 2022May 12 Thursday, 2022 Lesson 25 take の「かかる・必要とする」 ☆Opening Th...

EnglishRadio5

 

「受ける」意識の it

あれは何ですか?

ワインのコルク抜きです。

おろし金です。

**おろし金:

本当にすみません。二度としません。

→前の文脈を受ける it
it を「それ」と考えず、that で指されたものを「受ける」意識で。

It won’t happen again. の it は漠然と自分のしてしまったことを受けている。

 

今日は晴れの日です。

今5時です。

ここは暗いです。

→状況を受ける it の使い方。現在の状況をまず感じながら

「・晴れの日ですね」
「・暗いです」
などと述べている。

従来「天候・距離・時間の it」と呼ばれているが、単に「状況を受けている」だけ。

 

今日はここまでにしましょう。

頑張ればできますよ。

それだ!

分かりました。

→ it を使った頻度の高いフレーズ。it は前の文脈から容易に想像可能な内容を「受け」ている。

call it a day の it は「これまでの仕事内容」

make it の make は「作り上げる」で、make と it のコンビで「成し遂げる」、文脈によっては「間に合う」

That’s it! はさまざまな意味になるが、it に「私たちにお求めるもの」を想像すれば「それだ!」となる。

 

ここから地球まで行くのに、わずか15分しかかかりません。

→ it は「受ける」だけの積極的な意味を持たない単語。そのため、it で表した内容を後付けで説明する形が非常に頻繁に用いられる。

この文は「15分しかかかりませんよ」と述べた後、「ここから地球まではね」と説明している。

まず it で文を始めてその説明を後ろに置く、it の取る特徴的なリズム。

ABOUT ME
Noriko
名古屋BEGビジネス英会話ジム、代表兼パーソナルトレーナー。 高校で挫折した英語を社会人でやり直し、アメリカのアリゾナ州フェニックスにある企業で働く。ホームシックになりながらも勤め上げる。 帰国後は名古屋で海外営業、輸出入関連業務、海外人材教育などに携わった後に英語講師へ。 海外営業時代は英語で様々な国の顧客とやり取りし、交渉し、コミュニケーションを取り営業をおこない、「Norikoがそう言うなら信じるよ!」と言われるほどの信頼関係を築く。 英語の勉強が続けられない…という生徒さんたちの悩みを受けて「強制的に英語を継続させる」英会話パーソナルトレーナーに進化しました。 アメリカ大好きすぎて北米大陸を3ヶ月かけて横断(往復)したこともアリ。若かった…。
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