ラジオ英会話 2021年8月号~各放送回のまとめ

Aug 25, 2021, Wednesday

Aug 25, 2021, Wednesday
Lesson 98 関係詞節修飾の非制限用法

☆Words & Phrases

Can you hear me?
Yes, I can hear you.

What time is it there in Japan?
It’s 10 o’clock in the morning.

I just woke up.

**wish:
I wish I were in Tokyo.

Have you been here before?
No, not yet.

 

☆Grammar & Vocabulary

① It’s 10 o’clock in the morning.

天気・距離・時間の it
it は文脈やその場の状況を「受ける」単語で、「それ」と指す単語ではない。

>How did you like the movie? –  I like it a lot.
the movie を受けて「・とても気に入りました」と「・」一拍置いて返答している。

>It’s 10 o’clock in the morning.
も同じで、その場の状況を受けて一拍置いて「・午前10時です」と言っている。

このように it は日本語では言葉にならない「受ける」単語。天候・距離・時間の it を含めて、it は常に同じ使い方をしている。

② I wish I were in Tokyo.

仮定法
仮定法は「事実ではない・可能性が著しく低い」ことを示す形。

「wish: ~だといいなぁ」とホワっと夢想する感触。wish は後ろの節で常に仮定法が使われる。「(現実には東京にいないが)東京にいられたらなぁ」と反事実であることが示されている。  

 

☆Key sentence

My brother Deepak, who (    ) is a chef, lives in Tokyo.

関係代名詞節の非制限用法。関係代名詞節の前後に発音上の休止(書き言葉ではコンマ)が置かれる。同格と同じ「情報を追加する」形。

この文は、私の兄のディーパクについて「シェフなのですが」と情報を追加している。

>Alan Goldsmith, the CEO of our company, is retiring next year.

アラン・ゴールドスミスについて「わが社のCEOですが」と情報を追加している。

非制限用法で、関係詞を省略したり who の代わりに that を使うことはできない。なぜなら that は「導く」単語なので、しっかり掴むことが必要な場合は使えない。

次の文は通常の関係詞節「制限用法」で、対象を明確化する。

>The woman who (    ) designed my apartment is a feng shui expert.
**feng shui: 

The woman というだけではどういった「女性」か分からない。そこで who designed my apartment と説明し、「私のアパートをデザインした、女性」と対象を明確にしている。

対して「非制限用法」は My brother Deepak とすでに明確になっている人物に「ちなみにその人は…」と情報をついかする。

次は関係副詞 where の「非制限用法」の文。

>I’m going to spend two weeks in San Diego, where my son lives (    ).

充分に明確化されている San Diego に情報を追加している形。

 

☆Grammar in Action

①私の近所の人は、75歳なのですが、昨日ハーフマラソンを走りました。
**neighbor: 

②暖かく日差しがいっぱいの夏に、私たちは海辺の休日を過ごします。
**warm and sunny: 

③私たちはハワイへの旅行を計画していますが、そこは新婚旅行で行ったところなのです。
**honeymoon:
_________________________________________

Aug 25, 2021, Wednesday
Lesson 98 関係詞節修飾の非制限用法
(日本語訳・解説付き)

☆Words & Phrases

Can you hear me?
(聞こえますか?)

Yes, I can hear you.
(はい、聞こえます)

※ hear は動作を表す単語ではなく、音が向こうから自然に「聞こえてくる」意味合いなので進行形にはしません!

✖ Are you hearing me?
✖ Yes, I’m hearing you.


What time is it there in Japan?
(日本では今何時ですか?)

It’s 10 o’clock in the morning.
(午前10時です)

I just woke up.
(今起きたばかりです)

**wish: ~であればいいのに思う、~だといいなぁ
※ ホワっと夢想する感触でしたね!

I wish I were in Tokyo.
(私が東京にいられたらよかったのですが)

Have you been here before?
(こちらに以前来たことがあるのですか?)

No, not yet.
(いいえ、まだありません)

※ here は副詞なので

✖ Have you been to here before? 

と here の前に to を付けるのは間違いです。

there も同じで、

✖ I have been to there.

と to を付けてはいけません!

〇 I have been to China.

 

☆Grammar & Vocabulary

① It’s 10 o’clock in the morning.
(午前10時です)

天気・距離・時間の it
it は文脈やその場の状況を「受ける」単語で、「それ」と指す単語ではない。

>How did you like the movie? –  I like it a lot.
(その映画はどうでしたか? - とても気に入りました)

the movie を受けて「・とても気に入りました」と「・」一拍置いて返答している。

>It’s 10 o’clock in the morning.
も同じで、その場の状況を受けて一拍置いて「・午前10時です」と言っている。

このように it は日本語では言葉にならない「受ける」単語。天候・距離・時間の it を含めて、it は常に同じ使い方をしている。

② I wish I were in Tokyo.
(私が東京にいられたらよかったのですが)

仮定法
仮定法は「事実ではない・可能性が著しく低い」ことを示す形。

「wish: ~だといいなぁ」とホワっと夢想する感触。wish は後ろの節で常に仮定法が使われる。この文では、「(現実には東京にいないが)東京にいられたらなぁ」と反事実であることが示されている。  

 

☆Key sentence

My brother Deepak, who (    ) is a chef, lives in Tokyo.
(私の兄ディーパクは、シェフなのですが、東京に住んでいるのです)

関係代名詞節の非制限用法。関係代名詞節の前後に発音上の休止(書き言葉ではコンマ)が置かれる。名詞を名詞で説明する「同格」の文と同じ「情報を追加する」形。

この文は、私の兄のディーパクについて「シェフなのですが」と情報を追加している。

>Alan Goldsmith, the CEO of our company, is retiring next year.
(アラン・ゴールドスミスは、わが社のCEOですが、来年定年退職になります)

アラン・ゴールドスミスについて「わが社のCEOですが」と情報を追加している。

非制限用法で、関係詞を省略したり who の代わりに that を使うことはできない。なぜなら that は単に「導く」要素。この形を使う場合、例えば My brother Deepak を「しっかり掴む」それから who is a chef 「ちなみに彼はシェフなんです」というプロセスが必要。なので who, where, when で「しっかり掴む」必要がある。

次の文は通常の関係詞節「制限用法」で、対象を明確化する。

>The woman who (    ) designed my apartment is a feng shui expert.
(私のアパートをデザインした女性は風水の専門家です)
**feng shui: 風水

The woman というだけではどういった「女性」か分からない。そこで who designed my apartment と説明し、「私のアパートをデザインした、女性」と対象を明確にしている。

対して「非制限用法」は My brother Deepak とすでに明確になっている人物に「ちなみにその人は…」と情報を追加する。

次は関係副詞 where の「非制限用法」の文。

>I’m going to spend two weeks in San Diego, where my son lives (    ).
(私はサンディエゴに2週間滞在するつもりです、そこは私の息子が住んでいるのです)

充分に明確化されている San Diego に情報を追加している形。

 

☆Grammar in Action

①私の近所の人は、75歳なのですが、昨日ハーフマラソンを走りました。
My neighbor, who (    ) is 75 years old, ran a half marathon yesterday.

**neighbor: 隣人、近所の人

②暖かく日差しがいっぱいの夏に、私たちは海辺の休日を過ごします。
In the summer, when it’s warm and sunny (    ), we’ll have a beach holiday.

**warm and sunny: 暖かく日差しがいっぱい

③私たちはハワイへの旅行を計画していますが、そこは新婚旅行で行ったところなのです。
We’re planning a trip to Hawaii, where we went (    ) for our honeymoon.

**honeymoon: 新婚旅行
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Aug 25, 2021, Wednesday
Lesson 98 関係詞節修飾の非制限用法
(日本語→英語バージョン)

☆Words & Phrases

聞こえますか?
はい、聞こえます。

※ hear は動作を表す単語ではなく、音が向こうから自然に「聞こえてくる」意味合いなので進行形にはしません!


日本では今何時ですか?
午前10時です。

今起きたばかりです。

**~であればいいのに思う、~だといいなぁ:
※ ホワっと夢想する感触でしたね!

私が東京にいられたらよかったのですが。

こちらに以前来たことがあるのですか?
いいえ、まだありません。

※ here は副詞であることに注意!

ABOUT ME
Noriko
名古屋BEGビジネス英会話ジム、代表兼パーソナルトレーナー。 高校で挫折した英語を社会人でやり直し、アメリカのアリゾナ州フェニックスにある企業で働く。ホームシックになりながらも勤め上げる。 帰国後は名古屋で海外営業、輸出入関連業務、海外人材教育などに携わった後に英語講師へ。 海外営業時代は英語で様々な国の顧客とやり取りし、交渉し、コミュニケーションを取り営業をおこない、「Norikoがそう言うなら信じるよ!」と言われるほどの信頼関係を築く。 英語の勉強が続けられない…という生徒さんたちの悩みを受けて「強制的に英語を継続させる」英会話パーソナルトレーナーに進化しました。 アメリカ大好きすぎて北米大陸を3ヶ月かけて横断(往復)したこともアリ。若かった…。