ラジオ英会話 2021年12月号~各放送回のまとめ

December 22, 2021, Wednesday

December  22, 2021, Wednesday
Lesson 178 仮定法⑨:文脈を受ける仮定法・助動詞の過去形

☆Words & Phrases

Can I ask you for some advice?
Sure, I hope I can help.

**exactly:
It’s not about art, exactly.

**script:
I have a script already. But I’m not sure what to do next.

**pencil sketch:
**scene:
I would start by making pencil sketches of the scenes.

What is the movie about (    )?

**never be enough:
There can never be enough love stories.

 

☆Grammar & Vocabulary

① Can I ask you for some advice?

for のイメージ
ask ~ for… は「…に~を頼む」で、 for は「求めて」のニュアンス。

for のイメージは「向かって」という位置関係。「何かに向かっている」が「求めている」を生み出している。

look for
wait for
long for


② But I’m not sure what to do next.

wh語+to不定詞
wh語の内容を to不定詞で説明する意識で文を作る。

what to~「(これから)何を~すべきか」
where to~
when to~
how to~

「これから」のニュアンスは to不定詞から来ていることも覚えておく。

 

☆Key sentence

I would start by making pencil sketches of the scenes.

相談に対して「私なら~するでしょう」と受けている文。ポイントは助動詞の過去形

助動詞の過去形 would, could, might は現在形の持つ強い意味から距離を取り「引いた」表現になる。

もし will なら「~でしょう」と強い意味になるが、would は「~でしょうねえ」となり、この控えめな意味に「もし私だったら」などの条件が入り込む余地が生まれる(これが仮定法で助動詞の過去形が使われるメカニズム)。

・助動詞の過去形は仮定法の反事実も単なる条件も等しく入り込む。

>I would appreciate that.

**appreciate: 

→反事実の想定はない

>Can I treat you to a nice dinner soon to celebrate? – Sure, that would be wonderful!

→「ごちそうさせてくれますか?」に対して「(それが実現すれば)素晴らしいでしょうね」ということ。これは will より would が優先。will には条件の入り込む余地がないため。

 

☆Grammar in Action

①何をするべきか分かりません。
私なら初めからもう一度スタートするでしょう。

**from scratch:

②何をするべきか分かりません。
私なら一晩考えて、彼らに明日結論を言うでしょうね。

**sleep on~:

③私は留学について決めかねています。
私ならその機会に飛びつくでしょうね。

**of two minds:
**jump at:
___________________

December  22, 2021, Wednesday
Lesson 178 仮定法⑨:文脈を受ける仮定法・助動詞の過去形
(日本語訳・解説付き)

☆Words & Phrases

Can I ask you for some advice?
(あなたにちょっとアドバイスをお願いできますか?)

Sure, I hope I can help.
(もちろん、お役に立てればいいですが)
※リポート文。hope の内容を後ろ I can help が説明している「説明ルール」の形。


**exactly: 正確に、厳密に、きっかり

It’s not about art, exactly.
(美術のことではないのです、正確には)


**script:(映画や劇の)台本、脚本

I have a script already. But I’m not sure what to do next.
(脚本はもうあります。しかし、次にどうすればいいのか分かりません)

**pencil sketch: 鉛筆書きのスケッチ
**scene:(映画・テレビなどの特定の)場面、シーン

I would start by making pencil sketches of the scenes.
(私なら、場面を鉛筆描きでスケッチすることから始めるでしょう)

What is the movie about (    )?
(何についての映画ですか?=その映画は何を描いたものなのかな?)

※前置詞で終わる wh疑問文です。about の後ろに空所 (    ) があり、その空所を尋ねています。

**never be enough:(足りない=)いくらあってもいい

There can never be enough love stories.
(ラブストーリーは決して十分にはない=ラブストーリーならいくらあってもいいです)

 

☆Grammar & Vocabulary

① Can I ask you for some advice?
(あなたにちょっとアドバイスをお願いできますか?)

for のイメージ
ask ~ for… は「…に~を頼む」で、 for は「求めて」のニュアンス。

for のイメージは「向かって」という位置関係。「何かに向かっている」が「求めている」を生み出している。

look for「~を求めて目をやる→探す」
wait for「~を求めて待つ」
long for「~を待ち焦がれる・切望する」


② But I’m not sure what to do next.
(しかし、次にどうすればいいのか分かりません)

wh語+to不定詞
wh語の内容を to不定詞で説明する意識で文を作る。

what to~「(これから)何を~すべきか」
where to~「(これから)どこに~すべきか」
when to~「(これから)いつ~すべきか」
how to~「(これから)どうやって~すべきか・~の仕方」

「これから」のニュアンスは to不定詞から来ていることも覚えておく。

 

☆Key sentence

I would start by making pencil sketches of the scenes.
(私なら、場面を鉛筆描きでスケッチすることから始めるでしょう)

相談に対して「私なら~するでしょう」と受けている文。ポイントは助動詞の過去形

助動詞の過去形 would, could, might は現在形の持つ強い意味から距離を取り「引いた」表現になる。

もし will なら「~でしょう」と強い意味になるが、would は「~でしょうねえ」となり、この控えめな意味に「もし私だったら」などの条件が入り込む余地が生まれる(これが仮定法で助動詞の過去形が使われるメカニズム)。


・助動詞の過去形は仮定法の反事実も
単なる条件も等しく入り込む。

>I would appreciate that.
(そうしてくれたら)ありがたいのですが。
→反事実の想定はない

**appreciate: ありがたく思う、感謝する

>Can I treat you to a nice dinner soon to celebrate? – Sure, that would be wonderful!
(お祝いするために、近いうちにあなたに美味しいディナーをごちそうさせてくれますか? - もちろん、それは素晴らしいですね!)

→「ごちそうさせてくれますか?」に対して「(それが実現すれば)素晴らしいでしょうね」ということ。これは will より would が優先。will には条件の入り込む余地がないため。

 

☆Grammar in Action

①何をするべきか分かりません。
I don’t know what to do.

私なら初めからもう一度スタートするでしょう。
I would start again from scratch.

**from scratch: はじめから

②何をするべきか分かりません。
I don’t know what to do.

私なら一晩考えて、彼らに明日結論を言うでしょうね。
I would sleep on it and tell them your decision tomorrow.

**sleep on~:(即答を避けて)~について一晩考える

③私は留学について決めかねています。
I’m of two minds about going abroad to study.

**of two minds: 2つ心がある→決めかねている

私ならその機会に飛びつくでしょうね。
I would jump at the opportunity.

**jump at: 飛びつく
___________________

December  22, 2021, Wednesday
Lesson 178 仮定法⑨:文脈を受ける仮定法・助動詞の過去形
(日本語→英語バージョン)

☆Words & Phrases

あなたにちょっとアドバイスをお願いできますか?

もちろん、お役に立てればいいですが。

※リポート文。hope の内容を後ろから説明している「説明ルール」の形。

**正確に、厳密に、きっかり:
美術のことではないのです、正確には。

**(映画や劇の)台本、脚本:
脚本はもうあります。しかし、次にどうすればいいのか分かりません。

**鉛筆書きのスケッチ:
**(映画・テレビなどの特定の)場面、シーン:
私なら、場面を鉛筆描きでスケッチすることから始めるでしょう。

何についての映画ですか?=その映画は何を描いたものなのかな?

※前置詞で終わる wh疑問文です。about の後ろに空所 (    ) があり、その空所を尋ねています

**(足りない=)いくらあってもいい:
ラブストーリーは決して十分にはない=ラブストーリーならいくらあってもいいです。

ABOUT ME
Noriko
名古屋BEGビジネス英会話ジム、代表兼パーソナルトレーナー。 高校で挫折した英語を社会人でやり直し、アメリカのアリゾナ州フェニックスにある企業で働く。ホームシックになりながらも勤め上げる。 帰国後は名古屋で海外営業、輸出入関連業務、海外人材教育などに携わった後に英語講師へ。 海外営業時代は英語で様々な国の顧客とやり取りし、交渉し、コミュニケーションを取り営業をおこない、「Norikoがそう言うなら信じるよ!」と言われるほどの信頼関係を築く。 英語の勉強が続けられない…という生徒さんたちの悩みを受けて「強制的に英語を継続させる」英会話パーソナルトレーナーに進化しました。 アメリカ大好きすぎて北米大陸を3ヶ月かけて横断(往復)したこともアリ。若かった…。